金彩は摺箔として、桃山、江戸時代に全盛を極め、その歴史は友禅染めを越えると言われています。
色彩としての金、銀色は常に特別な地位を占めてきました。厳かな輝きは、他の色の中に加わっても決して自分を失う事なく、自己主張しています。
何百種類以上もある金彩箔を使って、昔では考えられなかった糸目型を使い、大きく流れのある柄を表現しました。